スタッフからの現場だより

2016-10-14 シロアリ

防腐防蟻ウッドチップ

こんにちは。

今回はウッドチップの特集です。

ウッドチップと言われてどのようなイメージが浮かぶでしょう?

 

ポジティブイメージ

・見た目が美しい

・防草対策

ネガティブイメージ

・シロアリ等の虫が湧く

・分解されて目減りするため継ぎ足しが必要

 

ざっくりとこんな感じでしょうか?

 

ネガティブイメージが強いため、本当はお庭にウッドチップを敷きたかったけれど断念した。という経験をお持ちの方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなネガティブイメージを払拭したウッドチップを今回は紹介させていただきます。

 

弊社の主要商材に防腐防蟻のウッドデッキ材があります。

そのウッドデッキ材に『ACQ』という薬剤を加圧注入しているのですが、その『ACQ』をウッドチップにも加圧注入したところ効果がバツグンでした。

加圧注入直後は、デッキ材と同じくACQ特有の緑色になっています。

次第に灰色っぽい色に変化していきます。

 

今年の4月から会社の敷地内で人知れずこんな実験をしていました。

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左から、ACQウッドチップ、何もなし、通常ウッドチップとなっており、ウッドチップの厚みは共に地面から10センチの厚みです。

約半年放置した結果

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中央のウッドチップが敷かれていない部分がとんでもないことになっております。

※念の為補足ですが、当然ながら雑草に肥料は与えておらず半年放置でこうなりました。ウッドチップの両サイドに雑草がちらほら生えていますが、こちらは定期的に草むしりをしています。

 

どちらのウッドチップも防草対策としては◎

ただ敷き詰めるだけで草取りの手間が省けるのはありがたいことです。

ですが重要なのはここから。

ACQウッドチップと通常ウッドチップ両方掘り返してみました。

まずは通常のウッドチップから。

右の近景写真を見ると、ウッドチップの表面が白くなっているのがおわかりいただけるでしょうか?

これは腐朽菌と言って、簡単に言えば腐っています。

腐朽菌はシロアリを呼び寄せる原因の1つでもあります。

この腐朽菌が進行すると木が分解され最終的に土に還ります。ウッドチップが目減りする理由はこれです。

 

次はACQウッドチップ

こちらは変化なしです。つまり腐朽菌がないため分解が進んでいません。

自然の摂理からすると正直分解されたほうが良いとは思いますが、せっかくお庭をきれいにしたのに1~2年で分解されてなくなってしまったり、なくならないために再度敷き詰める手間を考えると残念な感じがしませんか?

 

せっかくなので、長野営業所の道路に面したツゲ並木の下にウッドチップを敷き詰めてみました。

施工後写真の右側がACQウッドチップ、左側が通常ウッドチップです。

長野営業所近くをお通りの際は是非見に来てください♪

 

ウッドチップはアプローチや植木下のちょっとしたアクセント、お家回りの砕石の替わり、ドックラン、雑草の手入れが大変なところ等幅広い用途があります。

ネガティブイメージを払拭した、ランバーテック特製のウッドチップはいかがでしょうか?

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